🌸月経不順のよくある原因と、受診の目安🌸
「最近、生理がなかなか来ない…」「来るたびにバラバラで心配」
そんな不安を感じている方は少なくありません。
特に10代〜20代の若い女性からのご相談もとても多いテーマです。
今回は、月経が乱れる理由と、受診したほうがよいサインについて、
解説していきます。
📌 まず、生理周期ってどのくらいが”ふつう”?
一般的には
28日前後(25〜38日くらい)で1回の生理が来る
これが目安です。
生理が始まったばかりの10代は、ホルモンの働きが安定していないため、
40日以上あくこと や、
逆に2〜3週間で来ること も珍しくありません。

🔍 よくある原因は?
① ストレス😣
学校、部活、受験、仕事、人間関係…
精神的なストレスはホルモン分泌を乱し、生理が来にくくなることがあります。
② 過度なダイエット🥗
体脂肪が急に減ると、脳が「妊娠に適した状態ではない」と判断し、
生理を止めてしまうことがあります。
特に BMI が18以下の場合は要注意です。
③ 生活リズムの乱れ🌙
睡眠不足・夜更かし・食事の時間がバラバラなど、
生活習慣の乱れもホルモンに影響します。
④ 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)🧬
排卵がうまく起こりにくい体質で、月経が遅れやすい
10代〜20代の方にも多い疾患です。
治療で改善できるので、心配し過ぎなくて大丈夫です◎
⑤ 甲状腺の異常🦋
甲状腺ホルモンの分泌に問題があると、
月経周期に影響が出ることがあります。
⑥ 妊娠の可能性👶
「生理が来ない=妊娠の可能性がない」
とは限りません。
少しでも心当たりがあれば、まず妊娠検査薬で確認しましょう。
🆘 受診したほうがいいサイン
下のいずれかに当てはまる場合、婦人科での相談をおすすめします。
☝🏻ただし、初潮の頃はまだホルモンの働きが整っていないため、ある程度の期間は様子を見ながら変化を確認していくことが大切です。
✔ 生理が2か月以上来ない
✔ 1回の生理が10日以上続く
✔ 強い腹痛や出血がある
✔ 周期が毎月バラバラで安定しない
✔ 妊娠の可能性をチェックしたいとき
✔ ダイエット後に急に生理が止まった
多くの患者様から「もっと早く相談すればよかった」という声をいただきます。
👩⚕️ 当院でできること
根本産婦人科医院では、
- 血液検査(ホルモン・甲状腺・貧血など)
- 超音波検査
- 必要に応じた治療(ホルモンバランスの調整など)
を行い、原因を丁寧に確認します。
月経不順は、
「何が起きているかわからない」不安がいちばんのストレス です。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね🌿

