【乾燥に負けない!】
冬のスキンケアの基本と、
うるおいを守る3つの秘策
寒さが厳しくなり、暖房が欠かせない季節になりましたね。
この時期、多くの方が悩まされるのが「お肌の乾燥」ではないでしょうか
冬は、外気の乾燥だけでなく、室内の暖房によっても肌の水分が奪われ、肌のバリヤ機能が低下しがちです。
その結果、カサつきや粉ふき、赤み、かゆみなどのトラブルが起こりやすくなります。
肌が本来持つ「回復力」も弱まりやすい季節です。小さな乾燥や赤みを放っておくと、春先に一気にトラブルが表面化することがあります。季節の変わり目に備えるためにも、早めのケアが必要です。
私たちの「肌」は、外界から体を守る大切なバリアのような存在です。紫外線や乾燥、ほこりや花粉などの刺激から守ってくれる一方で、体の内側の状態をも映し出す鏡でもあります。睡眠不足やストレス、ホルモンバランスの乱れ、食生活などが、肌の調子にそのままでも現れることも少なくありません。
特に冬は空気の乾燥や寒さによって血行が悪くなり皮脂や水分の分泌が減少します。
今回は、そんな乾燥の季節を乗り切るための「冬のスキンケアの基本」と、うるおいをしっかりキープする3つの方法をご紹介します。
1.「洗いすぎ」を見直す!
やさしいクレンジング&洗顔
冬のスキンケアの第1歩は「与える」の前に「守る」から。
◇洗浄力の見直し🧼
洗浄力が強すぎるクレンジングや洗顔料は、肌のバリヤ機能を保つために必要な皮膚のセラミドまで洗い流してしまう可能性があります。冬場は保湿効果の高いミルクタイプやクリームタイプのクレンジング、またはコールドプロセス製法*の石鹸など、低刺激なアイテムへの切り替えを検討してください。
◇洗顔の温度🌡️
熱すぎるお湯はうるおい成分を奪います。洗顔の温度は32℃前後のぬるま湯を使うように意識しましょう。
2.「保湿」は夏の2倍
水分と油分の両方で守る
乾燥が厳しくなる冬は、夏のスキンケアの時よりも「保湿を強化」する。
◇水分補給💧
化粧水でたっぷりと水分を入れ込みます。この時、一度にたくさんつけるのではなく、優しくハンドプレスで数回に分けて重ねづけすると、より肌に浸透しやすくなります。
◇油分で「フタ」🧴
補給した水分を逃がさないように、乳液やクリームでしっかりのフタをしましょう。せっかく与えた水分もそのままではすぐに蒸発してしまいます。乳液やクリームの油分で肌の潤いが長時間キープされます。
◇特に乾燥の気になる部分には😳
目の周りや口元など、特に乾燥しやすい箇所には、重ね塗りやワセリンなどの保護剤を薄く塗布して集中的にケアしましょう。
3.スキンケアは「シンプル」がいちばんの優しさ
弱っている肌には「洗う」「潤す」「守る」の基本ステップ
シンプルケアが肌自身の回復力を高める。
◇「乾燥をどうにかしたい」と、ついたくさんの高機能な化粧品を使いたくなりますが、実はあれこれと肌に足しすぎるのは弱った肌にとって負担になることがあります。
「今の自分の肌を大切にすること」こそ、美しさの第一歩。
日々のケアを大切にしながら、必要な時は専門的なケアを上手に取り入れて、冬でもしっとりとした健やかな肌を育てていきましょう。
次回は
当院取扱 おすすめ基礎化粧品をご紹介します
*製作の過程で熱を加えずに、原料が持つ天然の成分を生かした石鹸

