子宮内膜へのPRP療法について
不妊治療の新たな選択肢
ご自身の血液からPRP(多血小板血漿)を作成して、子宮内に注入する比較的新しい再生医療です。血小板は組織の修復、損傷部位の血管新生、創傷の治癒に必要な成長因子を多数放出することが知られています。PRP療法を行うことにより子宮内の着床環境が改善され、着床率等が向上することが報告されています。
PRP療法を行うケース
肉厚がなかなか厚くならないかた
良好胚を入れても
なかなか着床しないかた
なかなか着床しないかた
当院はPRP研究会登録施設です
PRP研究会とは、PRPを用いた治療について、学術的立場にて基礎的、臨床的検討を行い、より良い治療をご提供できるよう考えていく研究会です。当院はその研究会の施設として登録されています。
PRP療法の流れ
一周期で2回のPRP注入を行います。
治療時間は1時間程です。
STEP1
20ccの血液を採取
STEP2
採取した血液を
遠心分離機にかける
STEP3
調整終了
STEP4
PRPを子宮膣内に
注入する
STEP5
30分ほど安静にする
安全性や注意事項に関して
安全性について
PRP療法は再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づき、再生医療等提供計画の届け出後、厚生労働大臣に受理された治療となります。
患者様自身の血液を用いた治療方法ですので、アレルギー反応等の心配が少なく、これまでの国内外での使用において、重篤な副作用は報告されていません。
注意事項
- 治療前はバランスの良い食事を心がけてください。
- 治療後はしばらく安静にしてください。具合が悪い時はスタッフにお伝えください。
- 治療後24時間以内は激しい運動は控えてください。
- 万が一発熱をはじめとする、普段と違った症状がみられた場合は直ちに主治医に相談してください。
下記に該当するかたは
主治医にご相談ください
- ヘモグロビン値が11g/dL以下のかた
- フィブリン値(Fbn)が200mg/dL以下のかた
- 血小板数(Plt)が150,000/mm³以下のかた
- 血小板機能異常症のかた
- 血行動態が不安定なかた
- 本治療前10日間以内に非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)を使用しているかた
- B型およびC型肝炎のかた
- 抗凝固薬で治療中のかた
- 子宮筋腫の切除歴があるかた
- 悪性腫瘍またはその可能性にて治療中のかた
治療費について
料金表
当院で不妊治療をされている患者様 | 88,000円 |
---|---|
他院からのご紹介の患者様 | 121,000円 |
お支払方法
当院では、下記のお支払方法が可能です。
現金
現金でのお支払い
※現金の分割払いは対応しておりません。予めご了承ください。
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クレジットカード
VISA/JCB/
Mastercard
※自費診療のみ分割可能
※カード会社により分割の回数が異なります
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