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体外受精の対象になるかた

卵管性不妊

卵管の炎症などが主な原因であり、女性側の不妊の約30%は卵管性不妊が原因とされています。主な炎症の原因はクラミジア感染性の卵管炎があげられ、他にも子宮内膜症や子宮外妊娠の後遺症などが卵管性不妊に繋がる可能性があります。

男性不妊症(乏精子症)

男性側に原因がある不妊症は、精子の濃度や運動率が自然妊娠のために必要な条件を満たしていない場合があげられます。精子濃度1,500万/ml、および運動率40%を下回る場合、体外受精を行うなど自然妊娠以外の方法を検討することを推奨しています。

免疫性不妊

女性の体内(子宮腔や卵管内など)に抗精子抗体ができているために妊娠しにくい状態を指し、精子の受精能力や運動性を低下させてしまいます。顕微授精や体外受精が適用となります。

原因不明不妊症

さまざまな不妊検査を実施しても不妊の原因が特定できない場合、原因不明不妊症に分類されます。不妊症患者の約15%に該当し、主要因は女性側の加齢とされることが多いです。対策として、体外受精を検討する必要があります。