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冬の婦人科系トラブル

「冷え」🥶により
     生理痛・PMSが辛い😔
              心当たりはありませんか?

冬❄️の寒さで体が冷えると血行が悪くなり、子宮周辺の筋肉が硬くなるため、生理痛(月経痛)や

PMS(月経前症候群)の症状が悪化しやすくなります。

いつもの生理痛じゃないのは、冬❄️のせいかも☝🏻

鎮痛剤💊が効かないほど辛い…🥺



冬の冷えと生理痛の悪循環

      イライラ爆発💣PMSは冬に重くなるってホント?


冷え🥶が生理痛を悪化させるメカニズム

冬の寒さや生活習慣による「冷え」は、単に寒いと感じるだけでなく、

体内で生理痛を強める負のサイクルを引き起こします。

1. 冷えがもたらす体の変化

特に下腹部や足先が冷えると、体は体温を維持しようとして、防御反応を起こします。

① 血管の収縮と血行不良

皮膚や末端の血管がギュッと収縮し、熱が逃げるのを防ごうとします。これにより、

子宮や卵巣を含む骨盤内の血流が悪くなります。

② 筋肉の緊張

寒さから身を守るために、体は無意識に力が入った状態(筋肉の緊張)になります。

子宮やその周辺の筋肉も例外ではなく、硬くこわばります。


2. 生理痛悪化のメカニズム

冷えによる「血行不良」と「筋肉の緊張」が、生理痛の主な原因物質である

プロスタグランジンの働きに影響し、痛みが強くなります。

① プロスタグランジンが過剰になる

生理痛は、子宮内膜から分泌されるプロスタグランジンという物質が原因です。

この物質は、子宮を収縮させて経血を体外に押し出す役割を果たします。

しかし、血行が悪いと、このプロスタグランジンが骨盤内に滞留しやすくなり、

その作用が過剰になりやすくなります。

② 子宮の過度な収縮

滞留したプロスタグランジンが子宮に強く働きかけ、子宮が過度に収縮します。

この激しい収縮が、私たちが感じる

「ズキズキとした痛み」や「キューッとした痛み」として現れます。

③ 痛みの悪循環

筋肉が緊張している状態では、痛みを感じやすくなります。また、痛みを感じること

でさらに体に力が入り(緊張し)、さらに血行が悪くなるという悪循環に陥ります。



☝🏻漢方薬や低用量ピルで改善できる可能性があります。

☝🏻自宅での温活で血流の改善 

         →    子宮や卵巣への血流を促し、ホルモンバランスを整えましょう

  ☆代謝アップ    

       冷えによる代謝低下を防ぎ、基礎体温🌡️を上げる
  ☆自律神経の安定

        ストレス😖や睡眠不足🥱によるホルモン乱れを整える

  ☆免疫力向上

       体温が1℃上がると免疫力が30〜40%上がるといわれる


🔸  自宅🏠でできる温活習慣

 ▶️腹巻・レッグウォーマー・靴下🧦の重ね履き
 ▶️温かい飲み物(白湯、生姜湯、ハーブティーなど)

 ▶️湯船につかる(ぬるめの38〜40℃で15〜20分)
 
 ▶️タンパク質・鉄分・ビタミンEを意識した食事

 ▶️適度な運動(ウォーキング・ストレッチ・ヨガ)

冷えは「万病のもと」とも言われますが、

特に女性にとっては 子宮・卵巣機能やホルモン分泌 に直結します。

検査や治療だけでなく、日常的な温活の積み重ねが 体調改善や妊娠力アップ にもつながります✨✨